スパコミサークル参加の持ち物チェック

※最新版はこちら
kingshowchan.hatenablog.com


5/4にスパコミ参加します。去年から同人誌イベント何度か参加して、今回はスペースが誕生日席に配置されました。
今回で活動を一区切りするので、出来るだけ頑張ってみました。

ノウハウ情報ブログを参考に、荷造りしながら持ち物チェックを作りました。

イベント参加の持ち物・テーブル上の配置 | 同人誌をつくる

  • サークル入場チケット
  • 参加案内書
  • 頒布する本

今回は新刊2冊を、別々の印刷所から直接搬入です。事前にスペース番号をお伝えしてあるので、当日箱が来ているはずです。
既刊2冊は、書店(K-BOOKS)に委託している分を3週間前にWebから依頼して、搬入していただきました。送料無料で助かります。
自宅から宅配便発送はありません。少部数だけ持って行きます。

  • 配布ペーパー
  • 新刊につける帯とカバー

帯とカバーを少量だけ別で刷りました。当日に本にかけます。

しおりを当日本に挟みます。クリアファイルは印刷所から直接搬入です。

  • 背面ポスター

印刷所から直接搬入です。ポスタースタンドは当日会場でレンタルします。

  • ポスターにつけるクリップと補強の厚紙
  • お品書き

お品書きはあらかじめサイトとpixivに掲載したものをA3サイズでプリントして、ボードに貼ります。

  • お品書きを掲示する卓上POPスタンド

タカ印 ポップ スタンド ワンタッチ式 37-230

タカ印 ポップ スタンド ワンタッチ式 37-230

  • テーブルクロス

手持ちの薄い布(120cm四方くらい)1スペースは90×45 折り曲げます。前に垂らして目隠しに。
今回は端なので、横にも垂らせます。

  • 折りたたみ棚

その昔100均一で買ったキッチン棚 実は学生時代に活動してた同人イベントのために買ったものを復活(笑)

棚の上にスタンドで本を立てて、裏側につり銭入れを置いておく。

  • 値札POP

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140mm×100mmで作成。ネットプリントしたものを、厚紙(昔使ってた漫画原稿用紙があったので)に貼って、切って完成 デザインカッターを復活させた

  • 値札POPスタンド

万能POPスタンド『ポップ君』 | イガラシプロ有限会社
買いました。3枚で300円

  • 本を立てるスタンド

スリム面陳スタンド | イガラシプロ有限会社
単行本用の中型を買いました。2枚で600円

  • つり銭用財布
  • つり銭ケース

お札が入る箱と、内側に500円玉小銭を入れておく小さい箱、100円コインケース

  • お金を入れておくミニショルダーポーチ

電卓がわりにiPhoneの即売レジ

即売レジ

即売レジ

  • Masahide Iimori
  • ユーティリティ
  • 無料

  • 手提げ袋 大・小2つ

買い物に出る時や荷物をまとめるときに。

  • カフェエプロン

こんな感じの、手持ちのもの。

筆記用具ケース

  • 両面テープ
  • メンディングテープ、マスキングテープ類
  • マジック、サインペン、ボールペン類
  • カッター、はさみ
  • メモパッド、ふせん
  • ガムテープ、養生テープ
  • A4封筒 数枚

書類をまとめて入れたり。

  • お手伝いしていただいた方への謝礼
  • 差し入れの菓子類
  • ビニール袋(レジ袋)

ゴミ袋として机の下にテープでつけてさげる。

  • 当日飲食するもの 水分補給や栄養補給に。

これらをスーツケースと、エプロンや小分けの袋はトートバッグ、参加案内やチケット、つり銭などの貴重品はショルダーバッグに入れます。
在庫がいっぱい出たら宅配便搬出が重たいので、折りたたみカートがあればいいのですが、家にあるのは大きすぎて持っていくのが重たいので検討中。タイヤ付きの軽いカートを近所で探したけど無かったので、諦めるかも。

あとは当日早起きして無事に行くだけです。
pixivはブクマ数が不安で確認できません。結果はいかほどか、またイベント後に書きたいと思います。
告知サイト
luminessm.tumblr.com

同人誌告知ノウハウ実践の結果報告

作った同人誌の告知方法を調べて実践した結果、どうだったか。
目標を決めてたのですが、全く振るわなかったというわけでもなく、目標に達したわけでもなくとても微妙な結果になりました。諦めるにも諦めきれないところ。気持ちは辛いのですが、楽しみにしてたと声かけてくださったり、買ってくださった方々を思うとすごく嬉しかったです。ありがとうございました。
書きたい内容を書いて、作りたかった装丁にした結果で前作の2倍以上の量と価格になってしまいました。戦略的にいえば分冊するとかもあったけど、でも1冊でまとめたかった。

12/25 オンリーイベント(キャラ受けオンリーなのでA×BもあればC×Bもある)
その中で同カプでは一番サークル数多いので、カプ好きは少なくないのですが、人気のサークルもその分多いので自分のところまではあまり見てもらえないのだろう。

tumblrのテンプレを利用して告知サイト。
the-dice-to-reincarnation.tumblr.com
効果のほどは全くわからない。
twitterはほぼ告知のみ。うざがられないように、自分の話ばかりにならないように気を使い1日1回か数える程度につぶやく。
pixivで内容の7割強は3ヶ月前から順番に公開(オムニバス形式で完結4話分)1週間前に紙面サンプルとpixiv未公開分の終盤一部を公開。
A2ポスター掲示。カプを大きく、内容の傾向(派生で前世ものSF風)と、いちゃラブエロありを記載。

http://luminessm.tumblr.com/post/154741761300/1225絶ちょう2新刊ポスター
luminessm.tumblr.com

帯制作。
www.pixiv.net



キャッチコピーを作ったが効果のほどはわからず。特殊紙の羽っぽい効果が使いたかった。裏面に内容あらすじ。展示用に2枚を残して、あと数枚を帯付きで先着で頒布した。帯付きでも無しでも選べますがと言ったところ、皆さん帯付きを選んでいただいて良かった。帯の裏のデザインは隠れていて、読んだ方にだけ分かるちょっとした仕掛け。

pixivの新刊サンプルのブックマーク数が頒布数の目安になるか全くならないかの説が調べてもばらけていて全くわからなかった。
自分の初日イベント頒布部数結果はほぼブックマーク数と同じくらいでした。
部数目安にアンケートする方もいますが自分は怖くてできません。
書店の委託ですが、手数料もろもろでイベント価格より上がってしまう。同じにすると原価を大幅に割ってしまうのでギリギリにして設定したのですが、それでもびびる価格に。予約して買っていただいた方には非常に感謝です。
発売日後は、完売するほどでもない状態なので、これからなのかもしれないけれども、これ以上売れてないと辛いので在庫状況は見ていない。
数字でネットに可視化されるという現在の状態は、よくも悪くもですが、同ジャンルでの比較があまりに顕著にあわられるとやはりとても辛くなってしまいます。これはまた改めてふり返ろうかそれとも忘れようかと思っている。いやむしろ記憶喪失くらいに忘れてしまいたい。

pixivの無かった時代にやっていた前ジャンルはややマイナージャンルのオンリーワンカプで、どう感じていたのかどのくらい売れていたのかすらさっぱり記憶から忘れてしまった。バラエティ番組の放送終了でジャンル元が突如なくなった為の活動終了で全部闇に葬ったので、アニメ漫画ジャンルとはまた事情が全く違っていたと思う。

現ジャンルはアニメだしのびのびとできると思う反面、人気ジャンルならでは全て可視化されるネットに厳しさを感じる。
短い話を定期的に書いて宣伝にするというのは、自分には難しいし、限られた時間の中で1冊を作るのと告知やディスプレイを作るも全て1人でやるので精一杯だ。
おそらくといった予想しかできないが、テクニックを勉強するといった努力をこれからすることも難しいので、ジャンル内で自分の作品の評価の位置はすごく下の方なのだろうと思うし、ジャンル内で受け入れられてないし数の多いところに迎合することも逆にできないし、向いていなかったと思う。環境や他人のせいにはしたくないので、全ては自分がやったことで、希望としてはもう少し受け入れてもらいたかったけれども、そうなれなかったことは自分の技術が無かった。優れていなかった。作風がジャンルが好きな多くの人には合わなかったんだと思う。交流も苦手になってほとんどやめてしまったし怖くてエゴサもできない。全く空気でいない人扱いか、誹謗中傷でバカにされてたら嫌なので。
手にとっていただいた方がいるという事実に感謝と、作りたいものが出来上がったということで、自分をよくやったと励まして満足したい。

そして今は、次の制作にとりかかっている。それでもまだ作りたいものがあるから、自分がやりたい内容をやるだけ。
いつかいい思い出になりますように。

同人誌の価格、同調圧力、細分化された好み

同人誌の価格設定について。
同人誌の値段は500円をめざす - きつねこの週刊デイリー寿司ニュース
男性向けの同人誌を買う行動パターンの話興味深かった。女性向けとはまた違う。
私はこういう実物の手に取れる本を作りたいんじゃーっていう自分の趣味しかないので、大赤字です。あまり売れすぎても苦労するようなので、全く売れなくてもまた悲しすぎるけれど、そこそこでいいのかなと思った。
元になった話題。
同人における「儲け主義」と言う言葉がサークルを殺す
女性向けで数年前の話のようだけど、今はどうなのかな。そこで女性向けのジャンル、カップリング別で相場があって。
同人誌って商業ベースじゃないのでほんとに印刷代とかかる経費が全部個人の負担になるし、印刷所が決めてる印刷代が全てだ。
ネットだとほぼ無料で配信できるけど、本を作って売るとなると大きな経費がかかる。難しいところだと思った。
イベント出るのも都内近郊とそれ以外だと交通費もかなり違う。
刷る部数が多いほど単価が下がるが、それだけ売れなければ印刷代は全部個人の負担になってしまうのだ。オンデマンドで少部数作れるようになったが、少ないとそれだけ単価があがってしまうので、人気で売れるところと、そうでないところの差がついてしまう。
同じページ数と装丁で1冊の価格が高いほうだと、安い方を選ぶだろうし、それが人気で欲しいと思える内容だったらそれだけ人気のほうが有利だ。そうすると相場を調べてだいたい合わせるように考えるんだけど、それが難しい。
同調圧力というか閉鎖性 : すべてのものを人にする・MeToBe!!
こちらのブログは創作系の同人誌やってるところらしいが、長年いろんな女性向け二次ジャンルを渡ってきて事情を知ってるようだ。
こんなことほんとにあるのかー?と恐ろしく思ってしまった。ジャンルとさらにそのカプの人でいじめみたいな。仕切ってるみたいなお局様がいるとか。
人同士の同調圧力とか仲良しみたいなことで、そのジャンルで受け入れられるかどうかが決まってしまうのかと確かに感じるところはある。作品のクオリティよりも作者のほうを見るとか、どこと仲良しかとか。そうなると、オフで活動すると決めたらあまり交流するのは控えめのほうが余計なトラブルを避ける点でも適切なのかと思った。今はネットで全て評価や交流が可視化されてしまう。
頑張って作っても、良いと評価されなければ報われない。

前に見たふじょし語りブログでもあったけど、好みや性癖で細分化されててナイーブになっている。我慢する人もいれば攻撃的になる人もいる。
細分化された好みに合って、自分の作品を見つけて評価してくれる人はいるのか?と逆に嫌われるのか?不安になってしまう。
BLにおいて地雷はないですって言ってる人の方が警戒してしまうという意見を見て思った。二次創作だと原作が同じだけ、解釈違いとかで余計に敏感になってしまうのかも。
二次創作同人において「嫌い」を表明することについて - Togetterまとめ
そうなると好みも苦手もなにも、控えて言わないほうがいいと思えてくる。
だから今は詳しいことは言わない。怖くて交流も控えるし、だから同カプの仲間ができないのも仕方ない。そういうことで避けられて、全く見向きもされないかもしれない。
いつか落ち着いた頃にまとめてみるか、忘れてしまおう。私は今、自分が一番好きなカプで一番好きな性癖で一番やりたいと思った本を作るだけ。

同人誌の宣伝ノウハウ記事まとめ

調べてこれらのサイトを参考にしました。

同人イベント前の告知のこと。 - ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

http://euppho.tumblr.com/post/95369599178
euppho.tumblr.com

とある小説同人誌サークルの夏コミ宣伝 - 偏読日記@はてな

同人活動とは宣伝である〜あるサークルのコミケにおける宣伝の実践と成果について〜 - まだへいき!

同人誌の告知とかをウェブで拡散させたいときにやったこと - MEMOGRAPHIX

結果は落ち着いたら書きたいと思います。
参考にして作った自分の告知サイトはこちら。
luminessm.tumblr.com

歴史は繰り返す

同人イベント2週続けて出るので、12月で毎週なんらかライブに行ってるので時間が限られるため準備をできるだけ進めている。
同人イベントに最初に出たのはいつだったか覚えていないが、最初は全てアナログだった(デジタルなんて存在しない時代)
レイアウトとかディスプレイとか工夫して最大限努力したいので、努力しても報われないかもしれないし、報われなさそうだと思うけれど、努力した結果を受け止めようと思う。
アナログ時代は事前にネットでチェックは存在しないので、カタログチェックを当日か前売りで見るかのものだった。今は事前にネットでチェックして、それを買いにいくという感じになっている。だからチェックからもれたら見てももらえない。ディスプレイを工夫しても無理かとは思うが、できるだけはやっておきたい。
そこで調べていく中で検索して見かけたブログが興味深かったので感じたことをメモする。そこはすでに更新停止して移転されていて、ジャンル移動とともにtwitterアカウントを削除したらしい。移転してその後どうやら自分と同ジャンルらしいので、これ以上踏み込まない方がいいと判断して深追いはやめた。逆カプだとしても同カプだとしても。なのであえてリンクしないで感じたことを書く。

全部は読んでいなくてざっくりだが、経歴を読むと小・中学生でガンダムW全盛期だったらしいのでそこで年齢層だいたいわかる。
中学生から小説書きだして、長くジャンルをいくつか渡り歩いているらしい。少年漫画アニメから、アイドルアニメ。
ネットはじめてサイト時代と、pixivとtwitterでの経験談を語っている。まさに自分が今年体験したことと同じだったしあるあるだった。
サイト同人時代に自分が思ったのは、なにが炎上するかっていうのはモテと金が絡むことだ。
あといわゆる腐女子の好みっていうのはバリエーションがものすごく多いので、人によって拘りが様々であり、どこまで許せるか、受け入れるかは違う。突き詰めるとその人のパーソナリティやセクシャリティジェンダー思考にまで及ぶんだと思う。上手く言えないが。萌えるか下品か性癖趣向がどこまでかという問題。
それでそのブログの方はすごく努力されて研究されていて、小説書きのプロットの立て方とか話のまとめ方とか、1日に1話書いてネットにアップするとか。他の同人作家たちの相談にも乗っている。多くの人にウケたいと思っている人が多いんだなと思った。しかしウケたいと思うばかりに辛くなってしまったらしい。人気が出たばかりにプレッシャーになったらしい。そこはざっくり見たがやはりパーソナリティの問題だなと思う。
認められたいと思う、受け入れらたいと思う、受け入れられないと悲しいのは自分もそうだ。しかし、認められたい、ウケたいということが目的で創作をするとどこかで破綻するんだと思う。

自分が体験したことは、また後日落ち着いたら書こうと思うが、この作家さんのように同人歴は長くはないし、ずっと小説を書いてきたわけではない。こんなに研究して努力してはこなかった。まず、そこまで時間をかけようとしたら日常生活が成り立たないか、作品ができるまで何年かかかってしまうので、読んでもらえる機会をなくしてしまう。1日1作なんて絶対に自分には無理だ。他の方の作品を読むことも時間がなくて読み切れない。
それでも今やってきたこの同人活動で、日常生活がかなりギリギリのところまで脅かされてしまった。
自分が妄想してこれが萌える、好きだというシチュエーションを、自分ができることで最大限努力して制限期間に本にして売るところまで持っていくこと。それができた自分はよくやったじゃないかと自分で納得させる。
今年に再開してそれまで15年くらいのスパン、なんていうの、同人誌を買うこともしなかった期間が長いから事情をよく知らないまま手探りでやってしまったものだから、夏に今のジャンルで初めて出した時に失敗したことがいくつもあった。全く売れなかったらと不安に思って夢にも何度も出てきたが、やはり売れたいので目標を定めてやってみた結果は散々、ではなかったがそこそこだった。しかし同ジャンル同カプで同時期にはじめてもっと売れてる人を目の当たりにしてしまうとやはり辛いものである。現代の同人っていうのはネットで数字が可視化されるのが恐ろしいことでもあることだった。
pixivとtwitterの同人における辛いことっていうのはそこと人間関係である。
つまり、そこは自分ではまり込まずに距離を置き、目立たず嫌われないようにすることを心がける。同人誌は自費であり、自分が面白いと思うことを実現することを中心に考えることがベストだと思う。

人は変わることもあれば、変わらないところもある。同じ人間だから元のところは変わらない。やめると思ってやめてもまたいつか戻る。どういうことかっていうと。なんにもなくなりゃしないのさ。形が変わっていくだけさ。
苦しんでも最後に救うのは自分しかいない。

同人活動のつまづきあるあるよくあるね

何十年ぶりに同人誌を作ってイベントに出ているが、楽しいが色々と悩みや苦しみにぶつかる。以前やってたころは10年以上前でtwitterピクシブもなかった時代だったし、ジャンルもマイナーだったし、人気ジャンルを買うこともしなかった。
突如人気ジャンルにはまって、ここ最近の同人活動事情が全くわからないので全て手探りだ。
半年ちょっとやってみて、つまづいていたところはあとで調べるとほとんどは「よくあることだよねー」な問題であった。

yagikonatsu.hatenablog.com

検索して読んだブログ、去年末の内容だ。著者はこれだけ書いていて前後がない。消したのかもしれないし、これだけ書きたかったのかもしれない。
自分と同様のBL小説で本を出していた人だ。3年やってやめたという。
pixiv番号がかいてあったので見てみたが何も残っていなかった。残されたブクマだけ見るとなんとなくジャンルだけわかる。テニスか。

書き出しから、努力した内容についてもとても生真面目で真剣にやっていた人なのだろうと伺える。活動してた頃は努力したことを知られたくなかったという。
てきとーにかけちゃったんですよねとは言えないし、自分なりに努力はしたが、この著者ほどの研究はしていない。
自分が読んできた小説を参考にして、物語を作るにはどう書いたらいいかと考えていたのと、最初に書いたのは本にする予定はなくpixivだけのつもりだった。
本にするにあたって、同ジャンル同カプの作品を読んで参考にしたのは、価格と装丁だった。内容は自分が好きだと思うことを書こうとした。
もっと技術を上げるには、この著者のように努力しないとならなかったと思うが、そこまでの労力と時間をかけるのは難しかった。それよりも書きたいと思う物語を、アニメが終わった今はなるべく今年中に出したかった。
だが、こうしてこの著者のように努力をしないと技術があがらないし、厳しい読者にはピクシブで見た時点で読んでもらえないと判断されているだろうと思う。

私が以前やってたジャンルの同人誌は漫画メインで小説はその次に書いてたし、その前は小説も書いたことがなかった。中島梓のJUNE小説道場は存在は中学時代から知ってたけど読んでなかったし、めざそうともしていなかった。漫画を描いていたから。
前ジャンルをやめるときに漫画を描くのをやめて、その時に少しやってた小説を書く楽しさを知って、今は漫画を描くほどの技術はないので、小説を書こうと思った。
だからもっと学生時代から小説をたくさん読んで書くことを継続していれば、技術も積み重ねられたのかもしれない。

表紙作成について、この著者はやはり技術があってうまいのだろう、漫画描きの人に気に入られて表紙を描いてもらったそうだ。うらやましい。
自分は全くだめだった。ジャンルは大きいし自カプもたくさんいるが、作家さんにはこちらから感想を伝えて丁寧にお礼をいただくことはあっても、自分の作品を知ってることはほとんどなかった。読んでくださいとはそんな図々しいことは絶対に言えないので感想だけを伝えている。
ありがたいことに同カプの小説書きさん少しは声をかけてもらっているが、それでもまれなことで、孤立している。辛いと思うこともあるが、結果今はそれでよかったと思う。これはまたもっと後になってから書こうと思う。

表紙は自分で漫画絵を描くのはあきらめて、文芸誌を参考にして作品のイメージをデザインしようと自分なりに努力した。技術はないがアプリの機能に頼ってここまではできた。
売れるかどうかについては、初めて出たオンリーでその実力は思い知った。同カプの小説本で出している人と、体感でも差が歴然としていた。
部数については書かないが、しかし、今思うとそれでもこれだけ買っていただけたというだけでも自分はよくやったと思う。通販では予約からもっと売れている。そもそも失敗だったと思ったのが、書店で予約開始したときに数日で想定より多く予約が入って予約ストップしたのをいいことに、当初の予定よりも刷る部数を増やしたのだった。これももっと後になってから書こうと思う。

作ったからには多くの人に読んでもらいたいと思うのは当然だ。でも、売れてやろうと思って作ろうとは思わなかった。

かつて絵描きと組んでシャッターを獲っていたある小説サークルは、その絵描きと離れた瞬間に誕生日席に落ちた。そういうのを目の当たりにしても書いていける勇気はあるのか、二次創作界隈における小説というポジションを知っても、それでもなおそのジャンルと小説がを書くことが好きだから続けていけるのか、苦しくなったときには考えてみることも必要だと思う。二次創作は義務ではない。二次創作とはその作品を楽しむためのひとつの手段で、それを忘れてしまったときに二次創作は死ぬ。

誕生日席だけでもすごいことなのに、そのあとどうしたのかな。
もちろん義務ではなく趣味であって、原作キャラクターを借りてファンが二次創作するものだ。創作することは苦しみを伴うが、楽しむためのものだ。

それからこちらの記事は個人ブログではなく、商業ライターが同人活動したのをレポにしたものだ。去年から今年にかけてなのでまだ続けているのだろう。
これも二次創作BLで小説本だという。ジャンルは明かされていない。ライターは35歳らしい。(ライターの記事検索してみると刀ぽい気がする)
otapol.jp

最近の同人活動ではもはや必須ツールともいえるTwitterは、同人用のアカウントは一応あるが、見るのも稀だ。発信もほぼしていない。イケているサークル同士がキャッキャッ、と楽しげな内輪トークをしているのを見ると、嫉妬と寂しさで気が狂いそうになるからだ。いい年してこんなことで苦しみたくないので、見ないようにしている。

これだ、これよくあるやつだ。このつまづきに私もひっかかってしまった。

申込書で目を引いたのが、「このサークルには隣に来てほしくない」の記入欄があったことだ。こんなとこまで配慮するのかと驚いた。

そんなのあったっけ?なかったような?気がつかなかったのかもしれないし、なくなったのかも。

otapol.jp
続きは入稿からイベント初参加まで。ライターさんは初めての入稿でわからなくて手間取ったらしい。幸いにも自分はアナログ時代の経験と、データ入稿とアプリの使い方は社会人時代に仕事でやってたのでその経験が生かされた。
イベント初参加で、本を買ってもらえてお手紙をいただけた感激についても。お手紙は羨ましいですね。売った数は片手でも、pixivで事前に見てもらえて作品が誰かの手に届いて楽しんでもらえることが、何よりも嬉しいことだと思う。

otapol.jp
続きは書店委託編。すぐ完売するサークルさん羨ましいけれど、読んでくれる人の手に届くように余らせてもいいくらいに作りたいと思う。そこまでの実力はないけれども。
最初に委託申請したときは、実績がないしピクシブの人気もないのでとってもらえると思わなくてだめもとで出したら取ってもらえた。ジャンル人気の効果もあったと思う。実際の数字はわからないけど、同カプ小説で売り切れて再販してる方をみかけるとうらやましい。自分はもう売り切れる見込みがない。

otapol.jp
続き。新刊出さずに2度目のイベント参加。私も前回そうだったけど、2回目は売れ行きもほとんど出なくなったけど、それでも買っていただけるとすごく嬉しかった。

3カ月おきに新刊を普通に出しているサークルのすごさを思い知る。Twitterで毎日のように萌え語りをして、公式の動きもぬかりなくチェックし、しかもたまにある私的な書き込みを見ると出張、残業、休日出勤など仕事をバリバリしていそうな人が、普通に新刊を出すそのバイタリティ。かの人たちの一日は105時間くらいあるのだろうか。

これも同じ。ものすごくレベル高くて上手くて新刊をどんどん出してどんどん売っていく。ありえない。人気ジャンルはこういうスーパーマンがいっぱいいて、そういう人じゃないとできない世界なんだと身を以て知った。

otapol.jp
これが最新かな?ライターさんはイベントに出したあと残りを書店に送っていたが、自分はイベント分と書店分をわけている。
部数については言わないが、ライターさんは正直に書いてるのはジャンルを明かさないという配慮があるからだ。大変参考になって励まされた。

自分の同人活動サイトをリンクしておく。いつかよかったと思えますように。
luminessm.tumblr.com

utap.hateblo.jp

こんど本出してイベント参加久々だから、いろいろ調査してるなかで見つけた。
前に参加したのはまだ支部もツイッタもない時代だったから、今は支部とツイッタある時代ならではの悩みもあるし、昔から変わらない悩みもある。
人が集まると、問題が起きちゃうんだよね。

ひとのせいで趣味がたのしめなくなるのはつらいです。

同人だけじゃなくてバンドでも趣味的なことはどこも共通するところある。

挫折してばっかで何が成功なのか、目指したらいいのかどうなのか、いまだ迷走してるところはある。

趣味を通じてのお友達との交流、楽しいですよね。
でも、世の中にはいろんな人がいます…。
中には自分の心を守るとき、時たま「自分自身を守るために、他人を攻撃する」方法をとってしまう人も。
あなたの作品によって心を刺激され…自分のもろい心を守る為に、あなたを攻撃している時もあるんだと思います。

優しく的確に説明されてるなぁーと。
批判とか叩かれて、辛くて自分のやったことなんだったか、間違ってたか、悪かったのかと思った。
でも、人が自分を守る為に攻撃することなんだろうなって思った。

他人は誰もあなたの味方になってくれません。みんな自分自身の味方です。自分の心を守る為に、どんな手段でも使ってきます。
本当の意味で味方になるのは、あなたのご両親でも無理かもしれない。あなた自身のみが、あなたの味方になれます。
あなたが他人の心の味方をするために、作品を作ることをやめる必要は一切ありません。

好きなことをやめることはない。好きでなくなるかもしれないけど、人間関係のトラブルで避けるのは悲しい。
自分が自分の味方になる。

周りの人間など、どうと言うことはありません。批判を恐れることはありません。
真に恐ろしいことは、「批判すらない」ことです。

そして、批判を恐れ、作品を作ることをやめてしまうことです。

ファンサイトはやめたけど、ファンはやめないし思ったことは書いていきたい。

それと新たに好きになったアニメで、支部とついった時代になって、巨大人気ジャンルで初めての本出してイベント参加するのに手探りで戸惑うことばっかり。批判すらなくて感想ももらえなくてスルーされそうな気がする。たぶんかなりの確率でそうだと思うからこわい。支部で見てきた多くの優れた評価たくさんもらってる作品にくらべると、投稿した自分のがとても及ばないから。たくさん優れた本が出てるから自分だってそれを買うだけで持ってきたお金なくなって、回せなくなるもん。それはわかる。
だから、あまりに誰にも見向きもされない結果だったら辛くてできなくなると思う。そうなっても仕方ない。
最年長のほうだし、客層にあわないだろうし。しょうがなかった。
でもなんで出ようとしたのか。書きたい話が、自分が楽しめる妄想があったからであり、参加がしたかった。参加してはじめて仲間になれるような気がして。でもそれは叶わないかもしれない。
がっかりしてやめる未来が見える気がする(´;ω;`)
だけど、励ましてくれる人がいたし、話してくれる仲間もできたから、大切にしたいと思う。

utap.hateblo.jp

こちらも続きがあった。
切ない(´;ω;`)

あなたの作品へブクマが1つでもついていたら、1人に好きと言って貰えているようなものです。それって、すごいことです。

好きなカプで読んでもらえたから、とてもありがたいし嬉しい。
昔やってた超マイナージャンルで自分しかたぶんやってなかったカプで、読んでもらってたか、本をオフで出したはずなのに売れたのかすら思い出せない。そりゃ15年近く前だ。
そのジャンルは三次元だし崩壊しちゃったから同人も崩壊してバラバラになって、ついったない時代だからみんなどこいったかわかんない。黒歴史で全部闇にほうむっちゃった。

それで休止してたバンドが復活してファンサイト復活したら、ついった普及してファン層広がったせいもあるのか、批判されて叩かれてやめちゃったし。また挫折。
でも、ずっと仲良くしてる子が何人かいて楽しんでるからいいんだ。

今度は広くていっぱいいる人気ジャンルで、そこで自分が急にやりだして劣ってるのわかってるのになんでやるんだっていうもやもやがあって。相手にしてもらえない、仲間には入れないという不安があるのに。そうだったらまた挫折だし絶望しかないのに。
まだ数ヶ月しかたってないし、どうなるんだろうなーと。
自分がなにが楽しいのか、何を楽しもうとするのか、どこを目指せばいいのか。ずっと手探りのままなのかも。