もうすぐ新年度。「日経ウーマン」はもういらない

アルバム「最後の聖戦」より、最後の曲「ペテン」はおいちゃんの曲です。
こんな出だしから。

もう君は十分に苦しんだ 今から楽しめよ解放の鐘だ

まだライブでやったことない「ペテン」聴きたいですね〜。
オーケンが97年当時、筋少の活動を終わらせようと思って書いた詩です。

独自の道を切り拓いた先輩から働く女性へ:日経ウーマンオンライン【働き女子必見!新社会人に贈る言葉&マナー集】

120%一生懸命働けというけど、
ほどほどがいいんじゃない。
真面目な子ほどがんばりすぎる。倒れて病気になるから。
昔より景気も悪くなってるし、雇用状況も違ってると思う。

私も日経ウーマンを読んで、キャリアを目指したひとりでした。
私なりにベストを尽くしたつもりです。
でも、みんなと同じようにできませんでした。同じ部署で出産復帰したのは私だけだったけど。
年齢のせいか、体にガタがくる。
英語学習の本も買ってやってみたけど、挫折してしまった。
負けました、諦めました。でもいいじゃない。生きれる。

過労状態を前提としない働き方を目指せ―NPO法人POSSE事務局長、川村遼平氏インタビュー(2013年までに知っておきたい100の話) - BLOGOS(ブロゴス)

昔であれば、過労状態であったとしても、まだ賃金が上がっていくという希望がありました。一つの会社に入って、その会社の中で認めてもらう。認めてもらうことで自分の生活状況がよくなっていく。仮にそれほど出世できなかったとしても、会社に残っていれば、年功賃金で終身雇用という特権が正社員にはあった。これが今まで日本のサラリーマンが長時間労働を受け入れてきた要因だったといわれています。また、若者に限らず、日本で過労死してしまうような働き方が横行している原因の一つとも考えられています。

しかし、現代の若者は、自分が体を壊すほどの長時間労働した先に何が待っているかというと、何もないんですよね。退職してしまった先輩の姿であったり、自分と同じような給料でずっと働いている人しかいない。それでも多くの人が、精神を患うまで職場にしがみついて働いています。その末に離職に至る人を「甘え」と呼ぶことに意味はないと私は思っています。

こういう会社の実態がある。この記事だけで全てじゃないけど、人間としておかしい。なにか狂ってる。ニートとかアウトサイダーとどっちがおかしいかっていったら、こういう会社のほうがおかしいんじゃないか。
120%一生懸命働いたら、病気になるリスク。過労死とか鬱病
がむしゃらに働くだけが仕事じゃないし、人生じゃない。

4月から新社会人になる皆さんへ - Chikirinの日記
この方も私よりちょっと上の世代だよねー。

2.自分のコアを見つけよう!

正社員じゃなかったりすると、事情が違うかもしれない。正社員だってどうかわからない。
まあいい。
私は、水戸さんの言うことを信じてよりどころにしてきました(笑)
「生きてるうちが花なのよ」アンジーの曲です。
最初に入った会社がひどくて、1年半勤めて辞めた2年後に潰れた。
その後は半年くらい派遣社員やってたけど、これも辛かったなー。ずっと風邪引いてた。
それから転職したのが24歳のことで、がんばってきたけど、これは違うだろ?って思ったのは産休復帰してから1年後くらいかな。
もがいて、あがいてみたけど、変わらなかった。残業が多いわけでもないので、かなり良くしてもらってると思うけど、仕事で成長するとかどうこうするのはやめた。
テレビのニュースで出てるような企業の新卒初任給レベルの給料だった。ずっと。たいして上がらない。それどころかボーナス削られて年収下がってる。
産休中に筋少が復活してほんと良かった。

大変なこともあるでしょう。つらいこともあるでしょう。でも、自分を責めすぎないようにしましょう。自分を痛めつけすぎないようにしましょう。時にはさっさと逃げ出しましょう。自分のことを、自分でうんと大事にしてあげましょう。

昨晩twitterで見た、(※フォロワーじゃない女性)"専業主婦は恐ろしいパラサイトビッチ"の話。ソースは探すのめんどうだから貼らないけど、これ次の雑誌記事、SPAとか週刊現代の見出しになるね(笑)
たしか記憶だと、真面目な男を捕まえて働かせておいて、女性同士で旅行して旦那の悪口言うんだって。高額の生命保険かけて早く死ねとか言ってるらしい。癒し系とかいっても偽だからだまされるなとのこと。

【佐々木俊尚氏×武田隆氏対談】 2012年、ソーシャルメディアに「何」が起こっているのか?(前編)|ソーシャルメディア進化論2012|ダイヤモンド・オンライン

あと、主婦のmixi疲れとかいう記事で、高級な豆腐の写真はったらハブされるとか。
どっちもくだらない。そんな付き合いしたくない。そんな生き方おもしろくない。

家計簿に映る田舎のリッチ感(若者、地方へ)  :日本経済新聞

記事だからいくらか誇張してるかもしれないけど。田舎がいいかっていうと、交通不便とか親戚づきあいの煩わしさのデメリットもあるしね。この例はどっちも収入がだいぶいいからまだいいけど。ローン負担が多いとまた経済ジャーナリストとかの指摘記事ありそうだね。
川崎は保育園数が少なくて希望が多いので、よほど点数高くないと入れないらしい。入れる人はフルタイムで祖父母が近くにいない場合だから、急なお迎えはできないし、シッター使ったりするから高収入じゃないとできない。締めが都会の企業の人の言葉だけど、安定した一流企業なんてもうどこにもないと思う。

辛い仕事を我慢してやったり、働きたいのに働けないのを我慢する。サラリーマンの終身雇用も専業主婦もハイリスクローリターンどころかノーリターンかもしれない。ならば私は隙間を探してチャレンジしたい。リスクは必要だけど見つけていく。
まだ先ははっきり見えないけど、固定観念や既存のシステムは外して、自分でいいと思った道を選びたい。
手続きはうまく進んでいるので、あともう1ヶ月ちょっとの辛抱。