収入が減って消費税率が上がることへの不安の解消を考える

転職して収入が減って、仕事で拘束される時間が減った(自由に使える時間が増えた)のがいいきっかけと思って考える。

「消費増税法案が成立」について今後の予測を書いたコラム
市場からの撤収 (内田樹の研究室)

これを読み直して自分なりに理解してみる努力をする。

・なぜ消費税増税するのか

「日本の財政再建への疑惑」が国債格付けを下げ、金利が上昇し、国債が投げ売りされ、国家財政が破綻するから(らしい)

国債を売り買いするのは金融業界の機関投資家。
「お金儲けのため」
「所詮お仕事」

経営者は、

国際競争に勝てないということで、法人税の引き下げ、人件費の引き下げ、電気料金を含む製造コストの引き下げを繰り返し要求している。

「所詮お仕事」
賃金を下げるということは、給料が減る。
消費税が上がって、賃金が下がる。
国内市場相手の企業はつぶれて、グローバル企業しか残らないのではないか。

・貨幣とは何か

経済活動とは要するに「財貨やサービスや情報をぐるぐる回す」ということである。

ものの価値。お金を持っていても、物の値段が上がったら。
・「円高」とか「国債格付け」「株や債券」は

「貨幣で貨幣を買うゲーム」

今では人間に代わってコンピュータが一秒間に数千回というようなスピードで取引をしているのである。

お金を介さずに物々交換や、労働を引き受けるという活動に向かう。

例えば日本人の主食である米については、すでにその相当部分は市場を経由することなく、生産者から知り合いの消費者に「直接」手渡されている。

それだけでは成り立たないとは思うけど、ヒントにはなる。

現代の不安がここにまとまってると思ったので、メモ。
『燃えよ!ノマドン―無頼化と就活難民の間で若者の生き方を考える―』常見陽平(@yoheitsunemi)×水無田気流(@nonaioyaji) #6jigen - Togetter

【実況17】水無田氏(@nonaioyaji)失われた時代以降の話。バブル期になると政治経済、国民の三位一体は解体。国民の調査などでは7割の人が不安と答える。若年層にしわ寄せがいく。女性の社会進出という言葉も微妙。既婚女性で中高年が多い。 #6jigen

【実況26】常見氏(@yoheitsunemi)この星自体がブラック。苦しい環境の中で、ルールが変わる中で働かないといけない。大企業の社員も残れるか分からないし大変。水無田氏(@nonaioyaji)年金はあてにならない、子供はお金かかる、ローンなどの負が続く。 #6jigen

年金を払わされてるが、払い続けても貰えるかどうか信用できない。もらえる金額の価値は下がるかもしれない。
子供を育てる費用は、これからどれだけかかるのか。

【実況36】水無田氏(@nonaioyaji)フォーディズムと呼ばれるような少品種大老生産方式などで何もかもが大量に作られるようになった。日本型フォーディズムは幸福であったか。顕微鏡で見られる「面接」、勤めると「燃料補給のような仕事」「トイレに逃げ込む」が象徴に。 #6jigen

【実況42】常見氏(@yoheitsunemi)スキル形成が個人に押し付けられている、アップデートし続ける必要がある時代。予想外の非連続的な出来事が起きているのが今である。しかし、勉強の仕方が間違っている人が出てくる。 #6jigen

会社員時代は、拘束時間が長かった。電話対応、感情労働。システムで分刻みで記録取られる。機器やアプリケーションなどのバージョンが上がりつづけ、勉強しつづけなければならない。
所詮仕事。

【実況44】水無田氏(@nonaioyaji)特に耐久消費財の買い替え=まだ使えるものを捨てさせる工夫がカギになった。人々の中に絶えず新たな「消費欲望」を喚起している。また「これを持ってるあなたはセンスがいい」のように、使用価値よりも所有価値に移った。 #6jigen

ファッション雑誌やテレビ、広告などで煽る。買わせるために。

【実況47】水無田氏(@nonaioyaji)86年、雇用機会均等法と3号被保険者制度という、専業主婦がいいのかキャリアウーマンになるのがいいのかの二極化を促す政策=二枚舌の政策が施行された。 #6jigen

【実況78】水無田氏(@nonaioyaji)幸福になるための投入したコストが元本割れする確率が上昇=ハッピーリスクが上昇している。常見氏(@yoheitsunemi)そしてさらに自分磨きに陥っていく。 #6jigen

自分磨きとか、自分にご褒美とかも、買わせるための広告戦略だ。という事を最近坂本美雨さんがインタビューで言ってたのを読んだ。そうだそうだ(笑)

オーケン「サブカルで食う」のインタビュー
高収入求人情報誌ドカント 男の稼げる求人・高収入仕事情報マガジン 特集

「男性社会の洗脳から逃れる」ことをすすめているが、男性も女性も関係なく社会の洗脳ってあるよなと思う。
サブカルの中でも誰が人気があるとかどうとかで争っちゃいけないよね(笑)
人を使って稼がなければならない、高価な物を手に入れなければならないと思い込むところにあり、それはもうひとつ外から見ると経済を回すためにそう思わされているのでは。

それで、収入が減ったので支出を今までより減らそうと思った。消費税が上がるから余計に。
今まで通りに使ってたら足りない。
物々交換までとはいかないが、親から貰うもの(旦那実家で作ってる野菜とか、両親から子供の服やおもちゃを貰う)物を大事に使う。
不器用なので再利用とかリメイクとかは難しいが。
ファッションは高いものを買わない。
整理して不要品を捨てたり、見直したり、譲ったりできるか考える。
本を売る、なるべく新品を買わない。音楽CDもなるべく買うのを厳選して控える。ライブはすごく行きたいのを厳選して控える(難しいけど)グッズを買うのを控える(笑)
外食を控えるとか、昼ご飯のコストを抑える。料理苦手なのでこれも難しいけど。

赤字にならないようにして、無理して反動が出ないようにする。
病気しないように健康に気をつける。
子供の学費はどれだけかかるのか判らないが、高いと言われてるがそれも選び方や考えを見直すことで打開できるかもしれない。
住居にかかる費用、もとから無理なローンは組んでないが、住み替えはするかどうか将来考える。
分譲を買うのは良くないと言われているが、固定資産税とかかかるし。賃貸だってコストもそれなりにかかるしクオリティが問題。
都会を出て物価の低い田舎にすむという人もいるが、それは今のところない。行きたいライブが都内が多いので。
バイト掛けもちしても時間拘束されてたいして稼げない気がするし。いかにかかるコストを抑えるかとか、今持ってる物を整理してみることが先決なのかもしれないと思った。
時間、物の価値がポイントなのかなー。