自分から「私ってバカでしょ」なんて言うなんて理解できなかった。
こじらせ女子っていうのが話題になってました。
元になった記事はこれ。
星野源「こじらせ女子はすげー嫌い。ダサい」発言がもたらす激震と意義 - messy|メッシー
クソがとは思わなかったけど(笑)。
こじらせ女子っていうのは「男性の目を意識しすぎて一周してもうよくわかんなくなっちゃった結果ちょっと攻撃的になった系苦しいパターン」とここでは説明されてました。
選民意識を持っているわけでもないしうがったものの見方してる自分カッケーとか思ってないし、できれば「あまちゃん」のアキちゃんみたいなハツラツ素直な透明感女子に今からでもリインカーネーションしたいとすら願っているのですが、なんかこう、伝わらないこのもどかしさ。
アキちゃんみたいな女の子はクドカンさん世代のファンタジーの女子かなぁ〜と思うのですが。そうだったら好かれるのに、自意識でそうなれないっていう感じ。
例えば10代の頃に憧れてたけど着られなかったミニスカートとか。ピンクとかレースとかフリルの服とか。太ってるからとかこういうのはカワイイ顔の女の子が着るもんだと避けていたものがあるわけですよね、それを今からでも「可愛くなろうと頑張る!」ってなって手に取るじゃないですか。
そこで泥沼のように足を引っ張ってくるのは、「…っていう自分を笑うであろう男性」なんですよね。
可愛くなりたい、愛されたいと思ってした行動が的外れでもいいじゃない?女の子だもんね☆って言うその口で、「デブのミニスカ超ウケるwww」とか「ババアがそれ着るのかよwww」と辛辣な、でも真理を吐き捨てる恐ろしい生き物からの評価ですよ。
筆者は30代ぐらいの女性と思われますが、その自分を俯瞰から客観的に見てる男の視点的なのを想像してしまうの、私も同じです。
子供って正直で、残酷です。ブスはブス、デブはデブ、内面がどれだけ美しくても頑張ってても外側に難ありだったらそれをズバリ言っちゃうのが小学生男子ですよ。しょうがないんですよ。
そしてその男子の言葉を全力で受け止めて学校行きたくなくなるくらい深刻に捉えるのが小学生女子ですよ。
私もそうでした。5,6年生ぐらいになると、クラスで男が女子の順列をつけて評価しだして、それがブスだと決定づけられてトラウマになってしまいます。
地元中学に行きたくなくて、遠い女子校に進学して、今で言う腐女子になっていった中学生時代でした。
この後の文章の締めはよく分からなくて同感できないのですが、ここが気になりました。
続いてこの記事。シリーズになってて新しい記事が出ると必ず話題になる(笑)。
バンドマンにもてあそばれるネタが面白いんだけど、今回は絡んでなかった。
TwitterとFacebookってどう違うの? - トゥギャッチ
いいこと、特に日本ではサービスの匿名性が高まるごとにネガティブな発言が目立つようになるの。それは彼らが多くの妬み嫉みを抱え、隠したまま暮らしているからよ。
ここらへんは真理をついてるなーと思った。
だから、さっきのブログでも真理を吐き捨てる評価っていうのが、自分を客観的に見て自分の中で想像してジャッジしてしまう。
この記事の作者のtwitterの言葉。
不安、孤独、恐怖、虚無感、間違った人、理不尽、その他もろもろの不幸の要素は玉ねぎみたいに一番外側を取り除いても下から別のが現れてそれが悩みの種になるし、最後まで取り除いたら本当に何もなくなってしまう。結局みんな嫌なこともいいこともあって、幸不幸はどこに着目するかだ。
— 小野ほりでい (@onoholiday) 2013, 6月 17
最初に書いたブログの作者は結婚してるので、はてブですごい叩かれてた。そこのあたりもう少し説明があったら良かったのになと思った。たぶん、こじらせから何か進展して結婚したのだと思うけど。
私は、恋愛することとかは遠ざかってて、モテようとして努力はしなかった。たまたま出会いがあって結婚したので。
恋愛とは別に、おもにネットを介した人付き合いがあり、ブログなどでも自分の文章を公開している。それに対して喜んでもらったり、ポジティブに向かいたいと思うのだけども、こうした自分を客観的に見たネガティブな意見が頭の中でジャッジするし、匿名で叩かれたり批判されたりすると、ショックで落ち込むことがある。
死ねば嫌なことは無くなる。でも楽しいことも何もかも総て無くなってしまう。
死ねばというのが大げさだとしたら、ネットを使った表現をやめて、人付きあいもやめて、子供の母親だけという属性になれば、批判も叩かれる事も無くなるが、自分にとっては死んだも同然だ。
楽しもうとして行動することは、嬉しいこともあるが、辛いことも起きてしまう。恐れていて行動しなければ、楽しみも何も無くなってしまう。
外見に関しては、去年自分なりに努力してみて、限界があると諦めた(笑)。若い頃も恵まれてなかったし、老けたら今度はお金もかけられなくなったので、仕方ないかなーと。そこでネガティブな声が、40過ぎてババアなのに見るのが不快だと思われるってこと。努力すれば痛いとか若作りとか思われるし、センスが悪くて無頓着すぎても老けすぎて辛い。でもそこは自分なりに快適でなるべく不快に見えないようにしようと思ってます。
そこで筋少関連の話題に繋げると。
【脅威】筋肉少女帯を知らない20代がいるらしい!!! | 【2chまとめ】ニュース速報嫌儲版
筋少ファンが集まる本スレじゃないほうの意見。
予想ではだいたい30代男性が多いと思いますが、ファンじゃない人はこう見えているんだなというのを把握していなければと思う。
思春期の不安定さに付け込んだ歌詞でメンヘラ美少女&カス男の小遣い攫いまくった
人生の何の役にも立たなかった笛吹き野郎
まー結構お世話になったが
筋小大好きだけど人と語りたくない
自分の心の中に留めておきたい
ファン同士ですら、意見は様々なので合うことはあまりないと思うし。
私は今はブログでポジティブな意見を書いているから、痛い信者だと批判されているのではないかと思う。復活後、あまり批判しなくなったのは、もういつまで活動するか分からないし(年齢的な意味で)良かったことだけなるべく書きたいと思うので。
筋少はマイナーというには、メジャーすぎると思うし(笑)。音楽とか、思想とか、色々な意味で、突き詰めたい人にはズレて行くのかもしれない。
最初に書いた「こじらせ女子」のブログの作者もそうだけど、こうして想像をめぐらせて文章を書いてしまうのは、そうしないと済まない気質なのだなと思うし、知性があるのだろうね。
「香菜、頭をよくしてあげよう」の歌詞について、私は当時、自分から「私ってバカでしょ」なんて言うなんて理解できない。と全く思い入れ無かった(笑)。曲は素晴らしいです!最高です!
セルフカバーにあたってオーケンがBridgeのインタビューで、この歌詞はサブカルでヲタな男の子が、自分の知識で女の子を洗脳しようと思うんだけど、本当は女の子のほうが頭が良くて上手くいかない。女の子は分からないふりしてあげているお姉さんな感じ。というのが入ってると説明していた。解釈は1つじゃないってことですが。
一人でも生きて行けるように。と突き放して終わったあと、香菜はその後どうなったのかな?と想像したことがあります。当時94年だったから、もしも香菜が14歳だったとしたら、現在はアラサーになっている。バカなふりはモテるためだったのか、サブカルでこじらせ女子になっていったのかな(笑)。