自意識過剰とファン心理、嫌われたくない気持ち

うまく文章にできたらいいのですが、できないのでメモに。最近気になった記事のブックマークの替わりにします。

小学生の頃にいじめられたことがあって、もうあまり記憶は乏しいけれど、郊外に引っ越してなじめなかったとか、序列つけられるのが辛かった。中学受験して都内の女子校に入ったときに、いじめられるのを恐れていた。別にそんな事はなくてそのまま高校生になったが、好きな男子にふられて辛かった。
今でいう腐女子になって、筋少ファンになる。女子校で短大に進み男性恐怖症のまま。筋少メンバーのインタビュー記事とかオーケンラジオとかで、女の子は音楽わかってないみたいに思われてるんじゃないかと受け取って辛かったりした。当時はまだメンバーも20代後半だったし、こういう女の子がいいみたいなのを知っては影響受けたりした。太ってて美人ではないことにコンプレックスだった。
メンバーが好きそうな服を選んで着てみたりはした。ふーみんはボディコンの黒い服だったり、オーケンはロリータファッションだったり。
嫌われたくない、好かれたいけど、自信がなかったし、音楽が好きな自分はいいけど、今でいう腐女子脳は知られたくないような気持ち。

雨宮まみ×少年アヤ「他者の視線と、ほんとうの私」 (1) ファッションはコスプレ? | マイナビニュース

おしゃれって難しい。この対談記事で人に見られることについての葛藤にふれられている。うまく言えないけど、そんなことで苦悩しなくても生きていけるし、苦悩しないようにしたほうが楽なんだけど、どうしても悩んじゃうのかなって。
ファッションモデルやその記事、メディアを真に受けてしまうこともあるのかも。しょせん雑誌記事だし、売らんかなの文章だったりするのだと思ってみる。

ラーメンズファン問題と負け残りトーナメント - ←ズイショ→
ラーメンズファン問題 - 指揮者だって人間だ

タイトルだけ見て、ファン同士の具体的ないざこざか?と思ったら違ってて、ファンコミュニティにはどこでもありがちな問題について書いている。
はてなダイヤリーはじめたばかりの10年前には、お笑い芸人と舞台にはまってて、よく見たりしました。特定の芸人にすごいはまることはなかったから、そこまでこじれなかった。
ラーメンズも見たけど、特にファンの熱量がすごいなと思った。それが10年前なのに今でも人気が継続してるのはすごいことです。
同じもののファンでも、仲良くできることもあれば、できないこともあって、むしろ嫌われることのほうがありえる。
アイドルでもV系でもあって、男性と女性では違うところもあるのだろうけど、記事を書いてるのはおそらく男性なので、知識量で張り合うみたいな意味合いでだと思う。女性ファンだと「被り不可」というのもあって、独占欲みたいなの。あとは、同じバンドでも好きなメンバーが違ったり、考え方が違うところで反発する。好きな所に対して迷惑だと考えたり、不都合があるとそれを非難するような。
オーケンが話題にした、シャーロックホームズのファンも、オーケンは自分がシャーロキアンというのは、他のコアなシャーロキアンにおこがましいと遠慮して気を使うことでわかる。

特にそのコンテンツが好きで好きでたまらない人ほど他のファンが許せなくなる。

全ては自意識です。
自意識過剰から来るものです。
別にラーメンズファンに嫌なことをされたわけでもないし、全て自分の中で完結していること。
自意識抜きで楽しめれば、それが一番楽しいのかもしれません。

対象を好きでたまらない人はいっぱいいて、許せなくなる気持ちも理解はできるけれども、ファン同士でもめ事やいざこざになったら面倒で、楽しくなくなってしまう。
自分はそこを気を使って、昔からファンだからといって偉そうにしないとか、新しいファンに入りやすいようにしようとか考えてやってきたけど、様々な考え方のファンが多くいるし、広く関わろうとすると難しいところがあったんだなと最近分かって、ファンサイトはやめた。こだわりすぎてこれ以上辛い気持ちにはなりたくないし。
むしろブログもtwitterも書くことを全てやめたほうが、安全ではあるのだけど、そしたら楽しみはもっと減ってしまうのではないかと思って、まだ残してるのは、あがきなんだろうか。
本当に嫌われてるのが分かると、直接いじめられるわけじゃないのに、その後何か書いても被害妄想が進んで書くことが怖くなってしまう。
辛いのは嫌われるというのは悪いことだと、悪い人間だと思い込んでしまうのだが、本当はそうではなくて、切り離して考える。
それぞれの人が、自分の好きなものを守りたい気持ちがあるから、それを他人に侵されるのが怖いから叩くんだと思って、私は自分が好きなことを自分の中で大事にする。嫌われると生きづらくなるから、適度に抑えていき、もし誰かに迷惑をかけて批判をされるのであれば、反省する気持ちも持つこと。
もとを辿ると、おそらく他人に嫌われることを怖がり過ぎている点にあるのと、筋少は一度活動休止していて、その時はすでにそれほど熱心でなかったから、活動休止時のファン同士のいざこざにトラウマがあって、それに対してまだ自分に恨みを抱えてる人がいるんだと思っていることと、いつかはバンドがなんらかの形で休止してしまうのではないかという不安がある。

どう落としどころを見つけるか、まだ分からないでいる。このまま離れていくのも悔しい気がするし、広く分散させて薄めていこうかと思うところ。