歴史は繰り返す

同人イベント2週続けて出るので、12月で毎週なんらかライブに行ってるので時間が限られるため準備をできるだけ進めている。
同人イベントに最初に出たのはいつだったか覚えていないが、最初は全てアナログだった(デジタルなんて存在しない時代)
レイアウトとかディスプレイとか工夫して最大限努力したいので、努力しても報われないかもしれないし、報われなさそうだと思うけれど、努力した結果を受け止めようと思う。
アナログ時代は事前にネットでチェックは存在しないので、カタログチェックを当日か前売りで見るかのものだった。今は事前にネットでチェックして、それを買いにいくという感じになっている。だからチェックからもれたら見てももらえない。ディスプレイを工夫しても無理かとは思うが、できるだけはやっておきたい。
そこで調べていく中で検索して見かけたブログが興味深かったので感じたことをメモする。そこはすでに更新停止して移転されていて、ジャンル移動とともにtwitterアカウントを削除したらしい。移転してその後どうやら自分と同ジャンルらしいので、これ以上踏み込まない方がいいと判断して深追いはやめた。逆カプだとしても同カプだとしても。なのであえてリンクしないで感じたことを書く。

全部は読んでいなくてざっくりだが、経歴を読むと小・中学生でガンダムW全盛期だったらしいのでそこで年齢層だいたいわかる。
中学生から小説書きだして、長くジャンルをいくつか渡り歩いているらしい。少年漫画アニメから、アイドルアニメ。
ネットはじめてサイト時代と、pixivとtwitterでの経験談を語っている。まさに自分が今年体験したことと同じだったしあるあるだった。
サイト同人時代に自分が思ったのは、なにが炎上するかっていうのはモテと金が絡むことだ。
あといわゆる腐女子の好みっていうのはバリエーションがものすごく多いので、人によって拘りが様々であり、どこまで許せるか、受け入れるかは違う。突き詰めるとその人のパーソナリティやセクシャリティジェンダー思考にまで及ぶんだと思う。上手く言えないが。萌えるか下品か性癖趣向がどこまでかという問題。
それでそのブログの方はすごく努力されて研究されていて、小説書きのプロットの立て方とか話のまとめ方とか、1日に1話書いてネットにアップするとか。他の同人作家たちの相談にも乗っている。多くの人にウケたいと思っている人が多いんだなと思った。しかしウケたいと思うばかりに辛くなってしまったらしい。人気が出たばかりにプレッシャーになったらしい。そこはざっくり見たがやはりパーソナリティの問題だなと思う。
認められたいと思う、受け入れらたいと思う、受け入れられないと悲しいのは自分もそうだ。しかし、認められたい、ウケたいということが目的で創作をするとどこかで破綻するんだと思う。

自分が体験したことは、また後日落ち着いたら書こうと思うが、この作家さんのように同人歴は長くはないし、ずっと小説を書いてきたわけではない。こんなに研究して努力してはこなかった。まず、そこまで時間をかけようとしたら日常生活が成り立たないか、作品ができるまで何年かかかってしまうので、読んでもらえる機会をなくしてしまう。1日1作なんて絶対に自分には無理だ。他の方の作品を読むことも時間がなくて読み切れない。
それでも今やってきたこの同人活動で、日常生活がかなりギリギリのところまで脅かされてしまった。
自分が妄想してこれが萌える、好きだというシチュエーションを、自分ができることで最大限努力して制限期間に本にして売るところまで持っていくこと。それができた自分はよくやったじゃないかと自分で納得させる。
今年に再開してそれまで15年くらいのスパン、なんていうの、同人誌を買うこともしなかった期間が長いから事情をよく知らないまま手探りでやってしまったものだから、夏に今のジャンルで初めて出した時に失敗したことがいくつもあった。全く売れなかったらと不安に思って夢にも何度も出てきたが、やはり売れたいので目標を定めてやってみた結果は散々、ではなかったがそこそこだった。しかし同ジャンル同カプで同時期にはじめてもっと売れてる人を目の当たりにしてしまうとやはり辛いものである。現代の同人っていうのはネットで数字が可視化されるのが恐ろしいことでもあることだった。
pixivとtwitterの同人における辛いことっていうのはそこと人間関係である。
つまり、そこは自分ではまり込まずに距離を置き、目立たず嫌われないようにすることを心がける。同人誌は自費であり、自分が面白いと思うことを実現することを中心に考えることがベストだと思う。

人は変わることもあれば、変わらないところもある。同じ人間だから元のところは変わらない。やめると思ってやめてもまたいつか戻る。どういうことかっていうと。なんにもなくなりゃしないのさ。形が変わっていくだけさ。
苦しんでも最後に救うのは自分しかいない。