「ブラッククローバー」世界観と設定メモ

週刊少年ジャンプ連載中の「ブラッククローバー」アニメ1話から見てて2年目、ストーリー展開がすごいのでどんどんはまってる。
原作をコミックス発売してるところまで全部読んだのだけど、設定が込み入ってるので公式ガイドブックを参考にメモしておく。

原作だと魔法の名前が文字で出るのでかっこいい。アニメでは声優さんが声であててるので、それもまた良い。

世界と時代設定

人間のほぼ全てが魔法を使う世界。時代と世界は完全に架空で、いわゆる魔法世界のゲーム「ファイナルファンタジー」や、さらに辿ると「ウィザードリィ」や「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などに近い世界観。ファンタジー要素が下敷になっている。
この作品では全てが魔法使い。

全てが魔法で動く世界

近代科学は発達していない。インフラが魔法で、通信魔法が電話やテレビなどの役割をしている。交通も魔法でホウキで飛ぶなどの昔ながらの魔法使いイメージが使われる。また空間魔法使いでワープできる。

大陸と4大国

大陸に4つの王国が存在しており、物語の中心になる「クローバー王国」、他「ダイアモンド王国」「ハート王国」「スペード王国」に分かれている。国同士の関係性が物語の大きなキーポイントでもある。

王政と階級社会

クローバー王国は、一人の国王が頂点に立ち支配している国家。
いわゆる中世ヨーロッパの王政に近い設定の階級社会で、国王とその親族が「王族」その下に代々の名家「貴族」が存在し、一般人は「平民」で、さらに身分が低い「下民」と階級が分かれている。

身分で分かれる居住地域

「王貴界」王族と貴族の城がある中心地
「平界」平民が暮らす、国の面積のほとんどを占める土地
「惠外界」下民が追いやられた最果ての土地。差別されており貧しい。
身分による差別感情がストーリーの一つの重要な要素となっている。

魔力と身分

魔法エネルギーを魔(マナ)と呼ぶ。
人間のほとんどは魔力を持っていて、生まれつき持つ魔力の強さに差が有る。
王族は魔力が高く、身分が高いほど生まれつき魔力がある。
魔法を発動するときに、自己の魔を消費する。
また、魔は自然のあらゆる所に存在するエネルギーであり、魔道士は自然の魔を操る「マナゾーン」が可能。(後述)

魔法騎士団と魔法帝

クローバー王国には、軍隊の役割をしている「魔法騎士団」が存在し、1人の魔法帝が率いている。
これが少年漫画によくある軍隊・組織もの。隊が複数あって、それぞれの隊に隊長がいるやつ。
「魔法騎士団」は、身分を問わず試験で合格すれば加入できる。(後述)

主役とライバル

この作品の主役である少年「アスタ」は、赤ちゃんの時に惠外界ハージ村の教会に拾われた孤児で、生まれつき魔力が無い。
そしてライバルの「ユノ」はアスタと同時に拾われた孤児で、魔法の天才。
二人が魔法帝を目指して争い、成長するのが作品の大きなテーマ。

魔導書(グリモワール

クローバー国民が15歳になる時に授与式が行われ、それぞれに書籍の形をした「魔導書」が与えられ魔道士になる。個人の魔法資質によって魔導書の形は違う。中身にその魔法が記される。より高度な魔法が使えるようになり、成長により本の内容が増える。
国民の魔導書には通常三つ葉の刻印があるが、初代魔法帝が持っていたのと同じ「四つ葉」の刻印がユノの魔導書になり、魔力の無いアスタは授与式の後に「五つ葉」の刻印がついた魔導書を手にした。

反魔法(アンチ魔法)

魔力の無いアスタの魔導書で、魔法を吸い取り無効化する能力。ここから出す反魔法の剣を使い、努力で得た身体能力で戦う。

9つの魔法騎士団と評価制度

それぞれに団長、副団長を置き、団員の数は団によって異なる。

・金色の夜明け
・紅蓮の獅子王
・銀翼の大鷲
・碧の野薔薇
・翠緑の蟷螂
・水色の幻鹿
・珊瑚の孔雀
・紫苑の鯱
・黒の暴牛

魔法帝により任務を与えられ、警護、調査や討伐、ダンジョンの攻略などを行う。
現魔法帝ユリウス・ノヴァクロノは実力主義により評価制度を設け、功績によって「星」を与え団の順列を決める。
トップは「金色の夜明け」で、最下位は「黒の暴牛」
入団は毎年行われる入団試験、団長のスカウトや、貴族の縁故で入る。主役のアスタは「黒の暴牛」に、ライバルのユノは「金色の夜明け」に加入した。

魔法騎士等級制度

魔法帝により、団員の等級が決定される。個人の功績で評価される。
・大魔法騎士
・一等~五等上級魔法騎士
・一等~五等中級魔法騎士
・一等~五等下級魔法騎士
大魔法騎士は団長クラス。入団時は五等下級魔法騎士から。アスタは作中で三等下級魔法騎士に、ユノは五等中級魔法騎士に昇格している。

※随時更新予定。