"会社員はハイリスクローリターン"が分かる記事。/ファンキー村に生き方のヒントを得る

今日はてぶで話題になった記事。
タイトルだけ見ると短いのかと思ったら、長いインタビューだった。
晩婚化の原因は"いい男"が減ったから―筒井淳也氏の語る日本人が結婚しなくなった理由(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス)
前半の分析はどうか分からないが、昭和から続く主婦はパートで旦那が働くモデルがまだ根強いということ。
でも実際は正社員になれない人が昔より増えているので、実家から通える人はまだいいけど、実家が遠いとか親がいないとかだとワーキングプア
離婚してシングルマザーも多くいるし、正社員は少数派で生活が厳しい。
安定した職の男が減ってるからという分析。

―「ワークライフバランス」という言葉が浸透して久しいと思いますが、現実の働き方はなかなか変化しません。

筒井氏:これも同じ問題なんですよね。「出産・育児期だけ休業を保証すればそれでいいだろう」という考え方ではダメなんです。「育児休業とったよね、じゃあとはバリバリやってもらう」というのは無理なんです。子どもがいる女性は、夜10時11時までは働けない。じゃあ夫が子どもの面倒をみてくれるかというと、夫もそういう時間まで働いているから不可能です。夫婦がふたりとも男性的働き方をするというのは無理です。この問題を解決するには、労働時間を短くする規制を本気でやるしかない。ところが、政府も監督官庁も本気にならないですよね。

そのまま自分の今の状態ですね。時間減らせないばかりか増えてるという。じゃあ夫のほうを減らすか、自分が変わるかしかないから、自分が変わる。
後半の社会保障についての考察とかあるが、期待はしない。早く結婚したほうがとか、子供が何人いたほうがとか、言われるのは若者はうんざりすると思う。言われたくないと思う。

少し前にはてブであがってた、妊娠中の女性の意見。
http://d.hatena.ne.jp/neji-ko/20120312/p1

正社員で出産後復帰目指してるらしいが、子供が健康か、保育園入れるか、復帰できるかどうか、復帰して続けていけるかどうか。とコメントに書いた。
コメントでギャルママ雑誌について触れてる人がいた。できちゃったとかで若くして産んで、ママサーとかあるよね。
仕事に打ち込みたいし、趣味もやりたい派だと、出産したら出来なくなったりパワーダウンするしかなくなるから、よほどじゃないと出産しようとは思わないような気がする。
そこで30過ぎたところで出産するかどうか考えるんだと思う。
20代全部を育児にかけた人だったら、30代過ぎてもうすこし自由に遊んでる人もいるだろうし、出来ない人もいるだろう。
この人の前のエントリみると、かなり考えて本読んできた方のようで、旦那選びも子供好きを重視したみたいなことがある。
妊娠して会社やめたら、再就職は難しいから、産休復帰希望しているところも、自分もそうだったし。
かといって、正社員で続けたいと思っても、実際にやってみるとかなり厳しい現実。やめざるをえない場面にあたることがある。
そこで仕事が好きで続けるか、がんばって出世を目指すのか、我慢しつづけるか。私はそのどれでもなかった。職種や収入にもよるし、夫や祖父母の環境にもよると思うが、男性並みに長時間働かないとならなかったら、有料サービスをかけるほどのものなのかどうか。自分はそうじゃない、と思ったんだよね。
子供好きで専業希望の人もいるけど、こういう考えも多いと思う。ママさんだけ育児だとストレスたまると思うし、パパや祖父母にみてもらう時間もあったほうがありがたい。

私も最初はライブに10数年はもう行けないだろうと思ってたけど、子供が1歳半すぎてからはライブに行けるようになった。だいぶいいほうだと思うので有り難いです。環境によって行きたくても行けないママさんは多くてストレス貯めてると思うし。
育休中は、ネット通販で音楽CDとかライブDVDとか本とか買うとかしてた。


オーケンハウスはまだ無いが、ファンキー村は存在する

一つの会社だけで働き続けるのはリスクが高い。
こういう中で、独身者がシェアハウスに興味を持つ傾向がでているようです。

生活実験のすすめ | ikedahayato.blog
最近ギークハウスとか聞くけど、こういった昭和の学生寮とか、トキワ荘みたいなのがまた来てるんですね。

Colishとは? - Colish
こういう「シェアハウスのアイデア」を投稿するWebサービスもありました。
プライバシーの問題とか、他人と暮らすのは無理な人もいると思うのですが、ギークハウスみたいに共同で仕事をするとか、光熱費・家賃を抑えるとかメリットも。

こないだオーケンが言ってた「オーケンハウス」構想(歳とったミュージシャンが集まって暮らす施設。おなじく歳とって身寄りの無い独身のファンも集める)に、オーケンの友達が食いつくのが分かります(笑)
オーケンハウスはまだネタの領域だけど、ファンキー末吉さんは実際に「ファンキー村」と呼ばれている、二井原実さんをはじめ、友達ミュージシャンの家で固まっている土地が八王子の奥のほうにあります。
家族もいて子供達がお互いに行き交って、ツアー中は残ってる親が子供たちの面倒をみたりしているそうです。また、自前のレコーディングスタジオもあり、若手のミュージシャンにも使わせてやってるそうです。最近は、住むところを失った若手ミュージシャンの小畑くんが居候することになったとか。
八王子駅近くには経営するライブバーX.Y.Z.→Aがあり、毎晩ミュージシャンがライブを行っています。店長のママさんはファンキー村のミュージシャンの奥様で、料理がとても美味しいです。
Live Bar X.Y.Z.→A  八王子 ライブバーX.Y.Z.→A

例えば、うちは家族だから、趣味のあう人と近くに暮らすのも、ひとつの手段かもしれません。仕事を助け合ったり。今はマンションだから、実家からもらった野菜とか分けることがあるけど、そんなに仲がいいわけではないし、不在だったりしてすぐ渡せなかったりするけど、もっと近いと分け合うのもやりやすそう。
独身だったら、シェアハウスで「バンギャルハウス」とか、一つのバンドのファンだけだとみんな行動一緒になっちゃうから、それぞれ違う本命バンドがいる子が共同生活して、チケット取りを協力しあうとか(笑)みんなでライブDVD見るとかもすぐできるし。面白そうです。

私も無理のないところから、生活実験にチャレンジしたいと思います。
今月中は現状維持だけど、来月から一歩前に進む。