「女の幸せな人生」パターンを真っ正面から進むのはやめた。

何度か書いてるけど、学生時代に将来に希望が持てなくて、卒業したら死ぬと思い込んでた。それが運がむいてたまたま正社員になれて、25歳で結婚したので、じゃあ働き続けて出産してワーキングマザーとやらを目指してみるかと思って自分なりに努力してきた。
それはしんどかった。すぐに妊娠したら辞めさせせられると思って先送りしてたら、33歳過ぎても妊娠しなくて、焦って不妊治療した。これ辛かった。
出産したあとは産休あけで切られないように必死になってたが、子供は病気がちだし、毎日ギリギリだし、だんだん落ちこぼれて行く。リーマンショック以降の経済状態も悪くなっていたから、出世どころじゃないし、年々自分も体にガタが出る。

独身の私のおばは、まもなく60歳で定年退職する。18歳高卒で入社した大企業。私が就職するころはもう正社員では大卒じゃないと入れない。
何度かリストラにあいかけたそうだ。管理職とかになったわけじゃないらしいが、同期の男性はみんな出世してるので、人脈使って留まることができたらしい。
結婚したことなくて地元に一人暮らし。BSCS放送見るのが趣味らしい。たくさん退職金もらって老後は悠々自適?だそうです。

ワーキングマザーとして仕事を続けたい!:日経ウーマンオンライン【ガールズ・ビー・アンビシャス】
女と出世 <女性管理職匿名座談会>なぜカツマー不遇で、ゴマすり男がのさばるか【1】:PRESIDENT Online - プレジデント
日経ウーマンとかではうまいこと女性のキャリアについて理想や希望を書いてるけど、一方ではどん底に突き落としてる。希望もなにもありゃしない。ばかばかしいよねー。女性記者が書いたらしいが、つっこまれればいいって放り投げてる。

香山リカ「女性の“幸せ”が遠のく時代に」:日経ウーマンオンライン【トレンド(キャリア)】
これはメディアに出てるママタレントとかモデル、社長とかアナウンサーが美人だから。水準が上がっている。メディアが作ったこともある。海外のセレブとか(笑)
ママだけど綺麗とかを競うのは、ヤンママ雑誌にも現れてるよね。

「ゲストスピーカーの先生たちは大企業にいらして能力も高いからバランスのよい人生だけれど、みんながそうなれるとは限らない。結婚しない、できない人。事情があって子どもがいない、産めない人もいれば離婚する人もいる。病気を抱えている人、貧困の人、本当にいろんな人がいるから、大企業で仕事と子育てを両立するのがワークライフバランスって思い込まないほうがいい」

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ecomom[エコマム] スペシャルリポート はた楽インタビューvol.4 マニュアルだけでは女も男も救われない 精神科医・香山リカさん×ももせいづみ
40台になると壁にぶつかる女性が多いらしい。母親の時代とは変わって、男性がみんな終身雇用ではなくなってきているから、ずっと専業主婦で安泰という時代ではなくなった。

既成概念にとらわれない。もう正面から進むのはやめて、楽しく過ごせて死なないようにする方法を摸索するしかない。隙間を行く。
ライブも行きたいし行くけど(笑)なんか面白いことがしたい!時間ができたらやりたいことが色々ある。まずは家の中を片付けたい。いらないものを捨てたり、売ったり、譲ったりしたい。
文章をもっと上手く書けるようになりたいし、ライブ感想や音源感想だけじゃなくて、取材して文章を書くみたいなこともしてみたい。それがプロじゃなくてもブログならできるし。
料理がもっとできるようになりたいし、子供と一緒に作ったりしたい。
写真や映像を扱うのも、もっとやってみたい。ネットを通じて助け合うこともできると思うし。

もしかしたら地震がきて事故とかで死んじゃうかもしれないし、病気になっちゃうかもしれないから、お金使いすぎない範囲で好きな事やって、フルタイムではない仕事を細々とやれればいいな。
それは、まっとうな道よりも辛いかもしれない。愚か者だと思われたり言われるかもしれないが、どうでもいいのさー